妻田校
■「消しゴムを使わない数学」のすすめ
妻田校では、主に数学の授業中「消しゴムを使わない」ということを徹底させています。
もちろん「消しゴムを使わない」=「間違えない」というわけではありません。
たとえ間違えたとしても消しゴムは使わない…
その意識づけが、数学の成績を飛躍的に向上させています。
小中学生の多くは、テストや問題集を解くときに、
間違った答えを書くことを嫌います。
授業内で問題の解答を行っていると、自分が書いた不正解の解答を消し、
そこに正答を書き直しておくという生徒も少なくありません。
解答欄に間違いを記入してはいけないと思い込んでいるんでしょう。
ですが、それをやっているうちは実力がついてきません。
間違った答えはそのまま残しておいて、正答は別の場所に書き込む。
自分がどこでどう間違えたのかを確認しないと、
次も同じ場所を間違えてしまうし、記憶に残らなくなってしまいます。
だから「消しゴムは使わない」という意識を徹底させるのです。
解答を出すまでの途中式であっても、消さずに残しておく。
計算の途中で間違えたら、新しい式を書いて解きなおす。
定期テストや入試など、時間との戦いでもある試験の中で、
消しゴムを使って式を消し、やり直すというのはタイムロスにもなってしまいます。
数学の実力を上げていくには、
数学に適した頭や時間の使い方を知っていく必要があると思っています。
多くの生徒は、間違えることを嫌い、恐れます。
結果として、問題を解く手は止まり、答えを出せずに「わからない」と言う。
そうではなく、間違ってもいいから答えを出すこと。
間違ったとしても消さず、見直して克服することが大切です。
意識の持ち方ひとつで、数学に取り組む姿勢も変わり、
それが定着してきた生徒たちには自信がみなぎっているようにも見えてきます。
数学の授業中、消しゴムは極力使わない。数学が苦手なお子さんには、
ぜひ一度このやり方を実践してみて欲しいと思います。
大学受験でも、理系の学部を目指す生徒が多いのが妻田校の特徴です。
数学を学ぶ楽しさや、効率よく力を伸ばすコツ。
小さな意識改革の積み重ねで大きな成果を。
数学嫌いな子供たち、妻田校で一緒に頑張っていきましょう!!